辛口キャリア相談 – 成果を上げているのに、なぜ昇進できない?

何故昇進できないの? 辛口キャリア相談

こんにちは、ぼしおです!本記事は辛口キャリア相談のコーナーです。

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お悩み相談男性

現在、25歳でホスピタリティー業界で働いています。約3年オペレーションチームで働いていて、自分なしでは回らない状態です。なのに、何故か自分より仕事ができない先輩が昇進し、そのリーダーの非効率的なやり方に合わせなければいけません。先輩のミスをフォローするようなことも、よくあります。25歳はキャリア形成に重要なタイミングだと思っていて、転職を考えています。どうするのが良いでしょうか?(25歳男性:Harukiさん(仮名))

なつみ
なつみ

辞めたらいいんじゃん?

きょうこ
きょうこ

グダグダ言ってないで辞めればいいのに。

ぼしお
ぼしお

コーナーが廃止になっちゃうよぅ。

なつみ
なつみ

転職したとしても、同じことで悩むと思うよ。まずは、自己評価と他己評価の違いを受け入れて、その原因を理解しないと。

自己評価と他己評価の違いと原因を理解する

自己評価と他己評価の結果には、必ず違いが発生します。それは当然のことですが、どのような差があるのか、何故評価の差が生まれたのかを正しく理解することが、自分の成長のために重要となります。

自己評価とは?メリットとデメリット

自己評価とは、自分で自分自身を評価することです。評価の良し悪しに関わらず、納得度が高い評価と言えます。メリットとしては、自分のすべての言動などを振り返って評価しているため、評価に不満を持つということが少ないという点です。

デメリットとしては、客観的に評価ができないため、評価が偏ることです。余程ネガティブな方でなければ、自分に甘く評価をつけてしまいがちなため、正しく評価できなくなってしまいます。また、自分の成長機会に気づけない可能性もありますね。

他己評価とは?メリットとデメリット

他己評価とは、他者から見た自分を評価してもらうことです。多くの企業では上司からの評価が定期的にあるかと思いますが、チームの同僚からのフィードバックも他己評価といえます。メリットとしては、自己評価に比べて客観性や正確性が高くなる点があります。

デメリットとしては、その他者が評価者であると自覚していない場合、適切な評価ができない可能性があることです。親しい同僚間では、パフォーマンスに関わらず良い評価がついてしまったり、仲の悪い上司から一方的に悪い評価を下されてしまったりするケースです。

ぼしお
ぼしお

確かに、Harukiさんのコメントを見ると、自己評価と他己評価に差がありそうだね。

きょうこ
きょうこ

もちろん、評価が不適切な可能性もあるけど、自分より仕事のできない先輩が昇進できたって事実は受け入れないとね。

なつみ
なつみ

単純に経験年数順って可能性もあるけど、それでもその先輩が昇進できた理由をちゃんと考えてみたほうがいいよ。さすがに、全く仕事できない人を昇進はさせないだろうから。

ぼしお
ぼしお

自分なしでは回らない。」っていう考え方も、僕だったら評価しないね。

「自分なしでは回らない」は評価されない?

ぼしお
ぼしお

ホスピタリティー業界のオペレーションって、おそらく接客対応とかだと思うんだけど「自分なしでは回らない」事は評価に値しないんだよね。

チームで働く場合、それぞれに役割があり、個人のレベルでは得意不得意も存在します。容量良くタスクをこなせる人もいれば、もちろん物覚えの悪い人もいるでしょう。そう言った個性が集まり、チームが成り立っています。

中には、一人でなんでもこなせるスタープレーヤー的な人もいるでしょう。それはそれでもちろん評価に値しますが、相談内容にあるリーダーのポジション、人を率いる立場に求められるスキルとは必ずしも一致しません。

リーダーのポジションに求められる素質は、チームをまとめられるか、プレッシャーのかかる状況で適切な判断が下せるか、責任感があるか、などが挙げられます。そのため「自分は個人的に優秀なので管理職への昇進に値する」という考え方では、評価されづらいと考えられます。

きょうこ
きょうこ

なるほどね。もしぼしお君だったら、どんな成果を主張してリーダーへの昇進を勝ち取るの?

なつみ
なつみ

あー、私も聞いてみたい!

ぼしお
ぼしお

まずは、業務改善に取り組んで効果を確認する。それをスタンダード化して、チーム全体にトレーニングする。チーム全体で取り組んだ結果を、数値で示すかな。

しょぼいものはやらない、効果が出るものだけやる。

なつみ
なつみ

こわっ。

きょうこ
きょうこ

ぼしお君らしいわww

成果は数値で示す

頑張ったことが評価される、努力したことが評価される、というのは誤りです。もちろん、その努力や姿勢を素質として定性評価される事はありますが、最終的に会社が求めるものは定量評価です。

定性評価とは?

数値では表すことのできないものに対する評価です。例えば、リーダーシップや責任感などの素質に対する評価は定性評価です。チームとのコミュニケーション能力なども、定性評価として測られます。

定量評価とは?

数値で計測できる指標を元にした評価です。例えば、売り上げ目標の達成率やクレーム対応の件数などに対する評価は定量評価です。

詳しくは下記記事まとめをご参考ください。

ぼしお
ぼしお

定量評価で自分の価値をしっかり示したいよね。

なつみ
なつみ

昇進も転職も、それができてからだね。

まとめ

今回の相談内容

現在、25歳でホスピタリティー業界で働いています。約3年オペレーションチームで働いていて、自分なしでは回らない状態です。なのに、何故か自分より仕事ができない先輩が昇進し、そのリーダーの非効率的なやり方に合わせなければいけません。先輩のミスをフォローするようなことも、よくあります。25歳はキャリア形成に重要なタイミングだと思っていて、転職を考えています。どうするのが良いでしょうか?(25歳男性:Harukiさん(仮名))

私たちの回答
  • 現状だと転職しても同じ問題にぶち当たる
  • 自己評価と他己評価の差を受け入れて、その原因を理解する
  • リーダーポジションに求められる素質を正しく理解する
  • 定量評価のできる成果を生み出す
きょうこ
きょうこ

まぁ、それでも嫌なら辞めればいい。

なつみ
なつみ

辞めた先で痛い目を見ればいいと思う。

ぼしお
ぼしお

おっ応援してるよ!

本記事を最後までお読みいただきありがとうございます。

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